お約束通り、被害者続出の『あなたの番です』ですが、前回は、唯一?犯人らしき人間とコンタクトを取った浮田(田中要次)が殺害されてしまいました。
ただ、浮田は名前を書かれての交換殺人ではなく、あくまでも犯人に近づきすぎた故の殺害のようでしたが、赤池一家と同じ犯人のようで、笑顔で亡くなっていました。
ここで引っかかるのが、もしかしたら交換殺人だったかもしれないという可能性がまだ残ってる点です。
田宮と幹葉と管理人の床島が、誰を書いたか分かっていないためです。
床島が自分を『管理人さん』と書く可能性は限りなく低いことを考えると、残るは田宮か幹葉になりますが‥‥。
普通に考えると田宮になりそうですが、あまりにもそれでは簡単な気がしてしまいますね。
それと、最後の最後、細川と久住が揉めてエレベーターの扉から落下していまいましたが、2人は亡くなってしまったのでしょうか?
合わせて確認
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あなたの番です 10話 あらすじネタバレ 1章最終話 早苗と菜奈と‥
いよいよ1章の最終話をむかえました『あなたの番です』 前回の9話では、謎の少年が登場し、その隠し部屋には沙和が拘束拉致されていました。 &nbs ...
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早速見ていきましょう!
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あなたの番です 8話 あらすじネタバレ
エレベーターに落下してしまった細川(野間口徹)と久住(袴田吉彦)。
先に息を吹き返したのは、細川の方でした。
しかし、かなり頭から出血しており、自分でも死を覚悟します。
最後の遺言として、菜奈宛てに謝罪のメールをしようとしますが、再び意識を失います。
細川が倒れかかる勢いで久住も一瞬気が付きますが『ジェシー、お前のせいじゃないからな‥‥』と言って、久住も再び気を失います。
結局久住は、命は助かっていますが、意識不明の重体です。
次の日の朝、刑事の神谷と水城が菜奈の関係者として、署まで連れていき、事情聴取します。
とあるネットの掲示板には、細川殺害の依頼の記事が掲載してあり、警察は菜奈が投稿したものだと疑っていました。
細川殺害の書き込みの初めての依頼は、エレベーター事故の1週間前からあったとし、細川もこの件は、菜奈が書いたと警察に話していました。
しかし、勿論、菜奈はそんなことをしていないと警察で主張しますが、交換ゲームのことは内密にと言われている手前、話すことができません。
キウンクエでは、翔太と早苗、沙和で犯人探しをしています。
ここでは浮田殺害の犯人を捜そうと、まだ誰の名前を書いたか分からない部分はあるものの、誰が引いたかを推理します。
可能性があるのが、田宮・シンイー・尾野・赤池・床島になりますが、既に亡くなっている人もいますので、おのずと限られてきます。
沙和の家から戻る翔太に、尾野幹葉が声を掛けます。
幹葉「この間は変なこと、言ってすみません‥‥。お詫びじゃないですけど‥‥気持ちの落ち着くオイル、今、塗ってあげますね!」
幹葉は翔太の手を取り、オイルを塗っていきます。
翔太「尾野さんって、管理人さんと仲良かった?」
幹葉「ほとんどしゃべったこと、なかったです。」
何も反応せず、黙々と翔太の手をマッサージする幹葉。
翔太「浮田さんとは?」
浮田の名前を出すと、幹葉は手を止め、翔太の顔を見つめました。
幹葉「心が疲れていると色々疑っちゃいますよね‥‥」
そういうと幹葉は、おもむろに翔太の両耳たぶをつかみ、マッサージをします。
幹葉「心も体も‥‥落ち着くツボですよ」
笑顔でマッサージをする幹葉ですが、翔太は床島が作ったMIKIHAのネームプレートを疑うようにして見ていました…。
菜奈が聴取を受けている際に、他の刑事が部屋に入ってきて、細川殺しの依頼は、久住だったことが判明します。
久住は自分の携帯ではなく、普通に暮らす主婦らしき女性に携帯を借り、書きこんだという証言も出ており、本人が回復するのを待った方が早いという話になり、菜奈は開放されました。
帰る菜奈を神谷が呼び止め、交換殺人ゲームの話は神谷しか知らない上、捜査は1人でやっていることを話しますが、菜奈はその事実に怒りを感じてしまいます。
菜奈は他の刑事に相談すると言い、店を出ようとしますが、神谷が引き止め問題があるので‥‥と説明します。
説明し終わると、神谷の横には早苗の夫の正志がいました。
正志「余計なこと、しゃべってないだろうね?」
神谷は正志から少し脅されているようでした‥‥。
キウンクエの廊下で1人で遊ぶそら。
キックボードから落ちてしまうと、その音と同時くらいに402号室の扉が開きました。
チェーンはしたままですが、すき間から何か見えたのか、そらは恐怖で驚くような顔をしました。
菜奈がマンションに戻ると、北川澄香が引っ越しの準備をしています。
石崎洋子は、澄香がゲームから逃げるな!と言って澄香の引っ越し業務を拒みます。
3人でもめていると、早苗がそらを抱っこしてエレベーターから降りてきました。
早苗「そらくん、転んじゃったみたいで‥‥」
澄香はそらを抱え、一度部屋に戻りました。
洋子のいら立ちは収まらず、矛先は早苗に向けられます。
早苗「神谷さんという刑事さんにお願いしていますし、捜査は教えてもらえるわけじゃないし、今夜犯人が捕まるかもしれませんから‥‥」
洋子をなだめる早苗ですが、その姿に菜奈は少し違和感を感じました。
部屋に戻ると、翔太が幹葉の部屋から出てきました。
翔太「菜奈ちゃん!迎えにいったのに‥‥」
全く元気のない菜奈は、疲れすぎて誰にも頼れないこと、翔太が幹葉の部屋から理由を聞くことすらできないほど、憔悴していました。
細川の葬儀に1人で出席する菜奈。
菜奈を見送ると、翔太は犯人捜しの手がかりを見つけに田宮の元へ行きます。
翔太「田宮さんの書いた紙‥‥」
田宮「今はもう演劇に集中したいから関わりたくない!」
そういって翔太から逃げようとしますが、しつこい翔太の熱意に負けて名前を教えてしまいます。
田宮「部下の甲野貴文(こうのたかふみ)と書きました。紙には『ゴミの分別が出来ない人』と書かれていました。」
翔太はお礼を言い、田宮はそのまま外出していきました。
木下はなぜか、昨日引っ越した北川の所在を知りたがっていて、新管理人の蓬田に北川のことを尋ねます。
蓬田「引っ越し先はちょっと知らないです。でも仕事場所は知ってます!」
そう言って木下に北川の出ているラジオを聴かせました。
木下「あ~、知ってるこのラジオ。」
蓬田「よく知ってますね! あ、そういえば木下さんも本名で活動してますよね?住民全員ググったんで!」
木下「人違いです‥‥」
蓬田の発言を否定しつつ、その場を逃げるようにして去っていく木下。
別の階では、エレベーターを待つ藤井と、シンイー軍団が鉢合わせします。
藤井は軍団全員を見てから、確認するように話始めます。
藤井「‥‥事が大きくなりすぎてるからな。お互い大人しくしてよう。包丁のことは謝るし、人の職場のパソコンハッキングしたのも許す。パソコンに詳しいのは、こっちの不法滞在者か?!」
そういってクオンの方を見る藤井ですが、クオンは今までの脅迫が全て藤井の仕業だったと思い、殴ってしまいます。
藤井「おい、警察呼ぶぞ!」
クオン「警察はお互い困るだろ!!」
そういうクオンに藤井はさらに追い打ちを掛けます。
藤井「どっちかだけ教えてくれよ。 赤池夫婦か、袴田吉彦か?どっちをやった?」
そんな話をしていると黒島沙和がエレベーターから降りてきて、話は途切れてしまいます。
そんな黒島沙和を誰かがつけているようです‥‥。
警察では浮田殺しの写真から、下足痕で気になるものが出てきたと鑑識からあがります。
浮田の左側の壁に、26.5センチの足跡が見つかり、男なら平均的、女なら大柄の可能性があり、浮田の首を絞めるときに壁に足を付いたのではないか?と推測しています。
改めて翔太と菜奈は早苗と沙和を集めて、犯人捜しの会議をします。
翔太は、紙に名前がなかった、白紙だったと言っている北川と、具体的な人物の名前を言わない沙和と早苗のことも疑っていると言いました。
そして、ここで田宮が書いた人の名前が「こうのたかふみ」だったことも皆に告白します。
推理はさらに進み、被害者の浮田と床島の名前を書いたか分からないのが、尾野と床島。
床島が自分で自分を管理人さんと書くのは可笑しいので、ここまひとまず尾野にすると、床島は浮田になり、書いた紙側は全部埋まってしまいます。
なので、早苗が引いた『席を譲らない人』沙和の『織田信長』を書いた人は必然的にいないことになるので、2人を怪しいとする翔太。
菜奈は、石崎洋子の受け取った吉村に関しても誰も書いたことになっていないので、洋子も容疑の中にはいるのでは?と言いますが、翔太は洋子は自分で自分の名前を書いたと言っているので、そういう人はウソはつけない。と言います。
となると、書いた紙の名前に関してもウソを付いている可能性が出てくることを翔太と菜奈は話します。
早苗は紙を捨ててしまったので証明できないし、他にも穴がある推理なので、この翔太の推理は保留となりました。
しかし、菜奈は早苗のことを少し疑ってると翔太に言います。
神谷と菜奈が話したときに、協力してくれているはずの早苗の夫、正志にはこの件は秘密にしてほしいと言われてしまったことを伝えました。
詳しくは話せないと一点張りで、神谷からは聞き出せませんでしたが、ゲームに参加していない正志が管理人室を勝手に捜査していた事実と重ねると、それは早苗のためであるということが分かりました。
早苗のことをもっと調べた方がいいという翔太ですが、菜奈は怖いので警察にまかせようとなだめます。
演劇に夢中の田宮は、潰れた店を借りて劇団の稽古場にしようと仲間を連れていきます。
しかし仲間といっても素人劇団なので、仲間はそういうことはできないと言いますが、田宮は『時間がないんです!』と言って仲間をあおりました。
翔太は結局、田宮の方面から「甲野貴文」を探ることにしました。
元田宮の職場を訪問する2人ですが、当の本人の甲野は名札を取り、自分の身がバレないようにしています。
裏玄関から出る甲野を捕まえ、田宮のことを話し始める菜奈と翔太ですが、甲野は既に田宮から忠告されているといい、迷惑がって2人から去っていってしまいます。
しかし、翔太は甲野の後を追いかけて、再度忠告しようとします。
道の真ん中にたたずむ甲野に追いつく翔太ですが、甲野が振り返って翔太に言ってきました。
甲野「本当に襲ってんじゃねーよ‥」
そういうと甲野は大量の血を吐き出し、道に倒れてしまいました‥‥。
あなたの番です 8話 感想・考察
細川は殺害され、久住は意識不明の重体…。
これで交換殺人ゲームの黒幕はいるものの、実行犯はゲームに参加しているメンバーであることも分かりましたね!
久住は誰かに名前を書かれているわけではないので、赤池幸子状態で、生殺しでしょうか。
でも、ここで久住が意識が回復すると、浮田が目を付けていた人物に関しても分かるようになるかもしれませんね。
黒幕がそれを知っているか知らないかは別ですが…。
そして相変わらずの狂人、尾野幹葉です!
なんですか?オイルって?!
体に悪くありませんか??
塗られた皮膚から毒素、入りません‥‥?!
黒幕とまでは思いませんが、本当に怖い存在ですよね…。
あと気になったのが、藤井の発言でした。
シンイーを包丁で脅かしていたことを認めることを藤井は言いましたが、となると、タナカマサオを殺害したのは藤井になってしまいますね。 藤井はそんなことしないと思っていたのですが…。
シンイーたちも赤池一家と袴田吉彦、どっち?と聞かれたときに少しおどおどしていましたが…。
あとは、書いた紙と受け取った紙の相違(枚数や書かれていた内容)も気にありますね。
今回の山場のひとつは、床島と尾野が誰を書いて、誰のを引いたか。
という部分ではないでしょうか?
https://www.ntv.co.jp/anaban/より出典
そもそも、浮田さんを殺害したいと思う人って?
もし、床島が書いていたとしたら、家賃未払いとかそれくらいしか思い浮かびません。
尾野の場合、浮田に何か恨みでもあったのでしょうか?
ちょっとここは自分的には保留ですね。
あとは、甲野の死に方も気になります。
明らかにすれ違い様なのですが‥‥。
「襲ってんじゃねーよ」というセリフ、気になりますね。
今回のオラウータンタイム
★黒島沙和を影で追っているのは誰?
★浮田の殺害現場にあった足跡は?
★久住が浮田から聞いた名前は誰?
★刑事の神谷と正志の関係性は?
★早苗か沙和が嘘をついている?
★木下の仕事は何?
★甲野貴文の殺害方法は?
結構沢山ありますね(笑)
オマケ
エレベーターに落ちたお2人です。
さわやかな笑顔が、逆に笑ってしまいますね!